筆文字でパワーを!!コロナ禍だからこそ筆文字で元気を与える
筆文字で元気とパワーを与える!
目次
苦しい時にこそ筆文字で元気を与える
東京で大学生の寮のお世話をされてある寮母さんから、筆文字で垂れ幕を書いて欲しいというご依頼を頂きました。
寮の学生さんは2年実家に帰れてない、成人式に参加できなかったなどたくさんの我慢をしながらの寮生活をされてあるそうです。最近は寮の中で感染者も出たらしく、ご夫婦で食事のお世話もされてあるので自分たちも命がけでやっていると言われていました。
そんな中で、寮の中に筆文字で元気を与えられる垂れ幕を掲げたいというご依頼でした。
覇気のある筆文字でコロナに打ち勝つ
まず、文字に覇気が欲しいと言われました。横76cm×縦200cmの布に一発書きです。あらかじめ文字の配置を決め布に叩きつけてコロナに打ち勝てと心で叫びながら気を込めて書きました。
縦が2メートルあるので遠くから見ても訴えが届くように元気良く!!バシャバシャと墨をたっぷり含ませて書いたので完全に乾くのに丸一日かかりました。
声に出せないコロナ禍 視覚で訴える
宅配便で送った垂れ幕は寮に飾られました。覇気を感じると大変喜んで頂きました。
この文字を見て少しでも元気をもらって、こんな苦しいコロナ禍でも頑張ろうと思ってくれる学生さんが増えてくれたら書道家としてこんなに嬉しいことはありません。
中々、先が見えませんが負けないで前に進むしかありません。
沢山食べて、沢山寝て、ウイルスに打ち勝て!!